2015 Week11 Buffalo@NE Result

13-20で負けました(結果)。怪我人が続出したのが気になります。以下、とりあえずgamepassで見たままの感想です。調べて分かったことがあったら適宜追加ということで。



Tyrod Taylorは「B-~C+」(前半A-、後半C-)くらいのデキだったと思います。ターンオーヴァーを犯さなかったので、ゲームを壊してはいません。前半は、1stダウンと2ndダウンをLeSean McCoyの中央のランを捨てプレイにして、3rdダウンはChris Hoganで勝負というシンプルなプラン。大きかったのは第2Q終了間際のLeSean McCoyへのパス。通っていれば10-3でしたが、LeSean McCoyがこれを取れず、その後Dan CarpenterがFGをハズし、その後Tom Bradyにドライブされて3-10となりました。Russel Wilsonとの比較がされていましたが、まさにそんなカンジでスクランブルからRobert Woodsにパスを通したりしています。Chris Hoganが抜けたときにショートしてインコンプリートになったプレイ以外は、コントロールは良かったと思います。

後半は一転してパッシングモード全開のストレッチ・オフェンス。ディープに投げながら、チェンジオブペースでLeSean McCoyのアウトサイドのラン、というプランでしたが機能したのは最初のドライブだけでした。Charles Clayにも難しい山なりのパスを通し、LeSean McCoyのTDランにつなげています。その後はかなり停滞気味。3rd&1をタイムアウトして、左へのQBスイープという選択もありましたが、Cordy GlennがChandler Jonesをブロックできずマイナスゲインという目も当てられない結果に。際どいパスが微妙なコントロースミスで通らないシーンがしばしば、コンテインに苦しみ、スクランブルからのランは上手く機能せず、パスラッシュもコンテイン気味にポケットを全体的に小さくされてサック、という状況を打開できませんでした。このあたりは背の小ささが響いています。左サイドを見続けて、そのまま投げるようなシーンも散見され、総じて、Tyrod Taylorによる純粋なエアーアタックには(少なくともNE相手では)限界がある、という印象です。やはり、ラン・ザ・ボールで先行する展開に持ち込み、Tyrod Taylorのパス回数を減らさないと苦しいかと。

前半はアウトサイドのランをコールして貰えず、インサイドに集中してわずかなゲインに留まったLeSean McCoy。真ん中のランは伝統的にパッツが強いところなので、コンスタント出せなくて当然、実質的なデコイ役でした。前半終了間際のキャッチができなかったのは大きなマイナス。後半開始早々は水を得た魚のようにアウトサイドを走り、Kraig Urbik(John Millerが怪我をしました)の右へのプルアウトから同点につながるTDラン。しかしその後は味方のランブロックのまずさと、NEのコンテインの良さでアウトサイドを封じられ、効果的なゲインを得られませんでした。Karlos Williamsは出番も少なく、連続TD試合の記録もストップ。中央を突かせたり、OCが使い方を間違っていると思います。Jerome FeltonはいきなりオープニングドライブでJarod Mayoをブロックできず、第4Qの3rd&ショートでもMayoを取れず、FBとして雇っている意味が分かりません。腰高でクイックネスに欠けるので、FBとしての基本的な動きができていない印象です。

レシーバー陣。Chris Hoganが活きるのはやはりアウトサイドのようで、ディープにさかんに走っていました。スロットにRobert Woodsで、短いパスを獲ったり獲らなかったり、それなりの活躍です。Sammy WatkinsはMalcom Butler相手に目立ちませんでした。ディープに走ってもTyrod Taylorからのボールがイマイチで、先週のDarrel Levis以上に苦戦しましたが、それでも第4Qは驚異のワンハンドキャッチでダウン更新、最後のドライブも4thダウンでギリギリのキャッチ、試合終了になったプレイもしっかり外に出て時間を止めています(オフィシャルのおかしな判定でインバウンズにされました)。Charles Clayを効果的に使えていない、最近の傾向は変わりませんでした。

OL。ランが出ませんでした。LeSean McCoyが20回82yds(27ヤードのTDランを除けば平均3yds以下)、Karlos Williamsが6回11yds。Tyrod Taylorが4回1yds。パッツの3-4のDLが横にしっかり動き、ギャップを突いて上がってくるLB陣の速さと強さに苦しんだ印象です。Seantrel Hendersonはブリッツのピックもパスプロ(Rob Ninkovich相手)もかなり苦しかったと思います。毎度のことで、スクリメージでアドバンテージを得るのは何年後になるのでしょうか。

ディフェンスは全体的に改善していました。Week2よりもかなり積極的にブリッツとディスガイズを繰り出し、一方で3メンラッシュからのゾーンカバーも交えて、なるべく的を絞らせないような工夫が感じられました。特にブリッツの成功率が高く、サックに至らないまでもTom Bradyにプレッシャーが掛かっています。後半NE最初のドライブ、審判の不可解なコールもあって自陣40ydsまで進まれましたが、3rdダウンでNigel Bradhamのブリッツが効いて、GostkowskiもFGを右にハズしました(前半のDan Carpenterと同じような軌道で風のせいでしょう)。これでモメンタムを取り戻せたと思います。ただし問題はやはりAmendola(9回117yds)。Bacarri Ramboが怪我をした直後、オールアウトブリッツでDuke Williamsがアサイメントミスでマンカバーをしなかったため、Amendolaにロングゲインを許しました。Gronkowskiは2回37ydsに抑えたので良くやったほうでしょう。

Marcell Dareusはいつもよりもスクリメージを突破し、RBの走路を限定させ、かなり良かったと思います。ダブルチームが少なく1対1が多かったのでしょう。怪我の状況が気になるところ。Jerry Hughesはアウトサイド・ラッシュが復活してきたようで、ギリギリのプレッシャーが多かったです。後半はそれが加速して、Cannonのホールディングを招いてロングゲインを阻止するなど見せ場が多く、あと一歩届いていればサックorファンブル・フォースから試合の流れを変えることができたでしょう。Mario Williamsは後半姿を見せず、やはりどこか悪いのでしょうか。Alex Carrington、Stefan Charles、Corbin Bryant、IK Enemkpali、あたりはいつも通り可も無く不可も無く。Manny Lawsonがプレイングタイムを増やしているように思えました。今年やられっぱなしだったスクリーンに対しても、DL全体のケアーが行き届いていたと思います。

LB陣は見せ場が多かったとは言い難いですが、前述のNigel Bradhamの良いブリッツの他、Preston Brownもブリッツ、タックル、パスカバーで比較的安定していました。このユニットからビッグプレイが生まれるようになれば、だいぶ違うとは思うのですが、デプスがないので怪我せずプレイするほうが優先で、多くを望むのは酷かもしれません。

Tom Bradyを20/39で277ydsの20点に抑えたのですから、セカンダリーは頑張りました。Stephon GilmoreはGronkowskiをカバーして活躍させず、INTも奪いました。Ronald Darbyも引き続き頼もしいデキ。Corey GrahamはタックルミスでTDになりましたが、ディフレクトでINTを誘発するなど、総じて良かったです。Duke Williamsのミスは痛かったですが、致命傷にはならなかったと思います。

スペシャルチーム。10-17のシーンで、Leodis McKelvinはパントリターンで痛恨のファンブル。何回目でしょうか。Dan CarpenterもFGを1本ハズし、流れを持ってこれませんでした。

Rex Ryanはタイムアウトの使い方が気になります。NYJ時代からも言われていたようですが、タイムアウトが残っていれば最後のオフェンスにもう少し希望が持てました。ゲームプランの70%は実行できたのではないでしょうか。Week2よりは競った試合になりましたが、NEとはまだ実力差があるようで、競った状況を打開するための方策が具体的に不足しているために、負けるべくして負けたゲームでした。端的に、Sammy Watkinsをもっと使うべきだったと思います。パントみたいなものだとだと割り切って、INTされても良いのでディープにもっと走らせて投げるべきでしょう。が、今回はRex Ryanに対する文句はホトンドありません。良く準備していたと思います。

これで5勝5敗になりましたが、この1敗は計算済みで、ここからが勝負になります。同じ5勝5敗で並んだKCとHoustonとの連戦が待っています。プレイオフに出るためには、この2試合を連勝することが必要ですが、両チーム共に調子は上がって来ています。

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by bufbills | 2015-11-24 21:01 | Bills
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