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Butch Davis=HC 元Cleveland Browns

2004年12月01日

Clevelandのオウナーと言えば、永らくArt Modell だったワケですが、1995年シーズン終了後にBaltimoreに移ってしまいます。空白の時を経て1999年に復活したCleveland BrownsのオウナーはAlfred Lerner(1933-2002)でした。ロシア系移民の子で、コロンビア大学を卒業後に紆余曲折を経て金融関係で成功した人です。ところがBrownsのオウナーになった後すぐに脳ガンに侵されてしまい、後継問題が起こります。初代球団社長だったCarmen Policyは、息子Randy Lerner(1962-)と話し合う必要が生じます。

新生Browns初代のHCはChris Palmer(1999-2000)で、5勝27敗という惨憺たる成績で交代させられてしまいますが、Chris Palmerの後任になったのがButch Davisです。Miami大学出身で、Jimmy Johnsonの人脈。当初は鳴り物入りでNFLしたのですが、この4年間でやったことは、Policyを追い出し、Ron Wolfを追い出し、というひたすらの権力闘争。一度プレイオフには出ましたが、ドラフトの失敗がたたってチームの成績はいっこうに良くなりませんでした。

今年はIR入りがすでに13人もいるというこで、同情すべき要因は多いのですが、Jeff Garciaを連れてきたり、結構好き勝手な補強策をした割に伸び悩みました。Tim Couch、Courtney Brownに加えて、Kellen Winslowまで思い付くだけで3人のドラ1TOP10が機能していないのですから、致し方がないかと思います。

おそらくRandy Lehnerへのオウナー交代が早すぎたのだと思います。そういうことにしておいてください。
by bufbills | 2005-01-03 05:28 | Coach/Front/Agent | Comments(2)
Commented by bufbills at 2005-01-03 05:27
この記事へのコメント
数日が経過したのですが、Butch Davisを擁護する記事ってホトンド読まないですね(爆) 「パニック障害」に掛かっていたみたいで、タテマエ的には健康上の理由だそうですが、選手からは相当嫌われていたみたいで、信用されていなかった、ということのようです。「辞任」だそうですが、Steve Spurrierの時とは違って12ミリオンくらい持って行くみたいですね。これも選手に嫌われる原因だとか。

Posted by bufbills at 2004年12月03日 12:08
Commented by bufbills at 2005-01-03 05:28
3年契約が残っていて、理由は不明ですがオウナーの判断で残りも支払う、ということのようです。

今後Randy LernerはGM探しをするそうです。

Posted by bufbills at 2004年12月03日 12:16
Andre Davisが14人目のIR入りで、スターターは計7人がIRに。 Jeff Garcia(shoulder)、Kelly Holcomb(ribs)という状況で、ルーキーの Luke McCownがスターターになる模様です。

Posted by bufbills at 2004年12月03日 15:15
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