bufbillsのもやもやビルズ
2024-01-23T14:56:08+09:00
bufbills
アレンがRising Sunだった時代は過ぎました。これからはメンバーを変えてマイナーチェンジを繰り返しながら、何処かで頂点を目指すことになりますが、最大のチャンスはまだ来ていないことを祈ります。基本的に溜息交じりの老人の戯言です。トシを追う毎に時間がなくなってきているので、説明不足の適当な文章になりがちですが、御容赦ください。
Excite Blog
NFL 2023-2024 Divisional Round KC@BUF 結果
http://bufbills.exblog.jp/33230747/
2024-01-22T19:54:00+09:00
2024-01-23T14:56:08+09:00
2024-01-22T19:54:52+09:00
bufbills
Bills
以下は全く個人的な感想です。リアルタイム観戦はかなわず、40分で見たのですが、内容的には完敗だったと思います。チームスタッツは、BUF「ラン182 パス186 計368 TOP37:03」、KC「ラン146 パス215 計361 TOP22:57」で、数字上は互角でした。Buffaloが前半はランニングゲームでボールコントロールしたのですが、後半はアジャストされて進まなくなりました。シャキールのスペシャルなTDキャッチがあり、パントフェイクから4thダウンギャンブル失敗がありながら、Mecole Hardmanのファンブルがアウトオブバウンズになってタッチバックになる幸運があり、最後のドライブで時間を目一杯使ってTDを取れば勝利が見えてくる展開でしたが、後半のオフェンスは創造性に欠け、Tyler BassがFGをハズして終了でした。ただ、バスのFGが入っていても、マホームズに進まれて負けていたと思います。Joe Bradyは前半は素晴らしい内容でしたが、後半は捕まってしまいました。OLを1枚追加してのパワーランをもっと続けていたらどうなったでしょうか。
なんといっても、KCの1プレイあたりの平均獲得ヤードが「8」で、BUFは「5」。KCは苦労せずに短時間でサクサク進んでいました。ランで左右に振られて、ミドルへのパスがポンポン通ります。止まる気配はほとんどなかったですね。DLのパスラッシュは見せ場なく、LB陣はTyrel Dodsonが奮戦したものの、KCのスピードに対抗できませんでした。残念ながらSecondaryも高齢化と怪我の影響で、機能しませんでした。
アレンは良く踏ん張りましたが、パッシングは「26/39 186yds 1TD 0INT」、ラッシングは「12回72yds 2TD」で、普通の相手なら勝っていると思いますが、残念ながらKCです。もう少し、ランが出ているうちにプレイアクションからミドルのパスを通せていれば、オフェンスの組み立ては変わっていたと思うのですが、後半は前掛かりのKCのディフェンスにラッシングレーンを潰されて、その裏を取ることができませんでした。
総じて、プレイオフに向けてチームをブラッシュアップできるKCと、レギュラーシーズンの延長のBUF、という違いを見たと思います。KCには余裕があり、BUFは目一杯でした。最大の失望はDLで、どうしてあそこまで何もできなかったのか、検証が必要ですね。
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残念な結果でしたが、Homeでの敗戦なので、2年前よりは諦めがつきます。6勝6敗から、よくここまで楽しめるシーズンになったと思います。
ビルズマフィアの皆様、今シーズンもお疲れさまでした。KCやCincinnatiやBaltimoreを倒すには、まだ何か圧倒的なadvantageが足りていないと思います。マホームズとの打ち合いに勝てるように、もっとオフェンスのチームに傾いて良いと思うのですが、来年のチーム作りを見守りたいと思います。Gabriel Davisがチームを去るのであれば、ドラフト上位2枚をWRに投資して欲しいくらいです。ディフェンスについは、目利きでFAで掻き集めてパッチワークでもなんとかしてくれると思うので。
※1/23追記
イロイロ葛藤があり、結局1時間しか寝れませんでした。悔しいですが仕方がない。明日は休暇を取ることにしました。そろそろ人工芝を天然芝に変えるタイミングかと思うのですが。
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Rasul Douglas=CB Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33226080/
2024-01-20T18:37:00+09:00
2024-01-20T19:24:15+09:00
2024-01-20T18:37:15+09:00
bufbills
Secondary
7年目の今季、トレード・デッドラインの直前にGBからBUF入りしました。「ダグラス+2024年のGBドラ5」と「202年のBUFのドラ3」の交換になります。もちろん、Tre'Davious Whiteの戦線離脱が大きく影響しました。
ドラフト時の評価では、サイズが魅力でゾーンカバレッジとバンプが得意で、直線的なスピードや相手のWRに接近するときのスピードはイマイチ、3-5巡相当、というものでした。Philyの後、Las Vegas、Houston、Arizona、を経由してのGreen Bay入りで、既に相当なjourneymanになっていますが、GBでCareerを立て直し、2021年に5INT、2022年は4INTしました。
Buffaloが獲得した際、proven commodityと言われていましたが、GBファンサイトを運営するPacker Turkunさんの記事はこちら。加入後の活躍は素晴らしいものがあります。NYJ戦でいきなり2INTし、NE戦でも2INT、8試合で4INTを決め、シーズン終盤のrebuildingに大きく貢献しました。マンツーマンでのclosing speedが遅いとは感じないですし、プレイの見極めが速く、短距離での爆発力があり、競り合いに強く、カバーコーナーとしては怪我をする前のTre'Davious White同等以上の安心感があります。2014年にはPhiladelphiaでSuper Bowlを制しているのも魅力で、29歳という年齢で若手に経験をもたらしてくれます。
2022年に3年21ミリオンの契約を結んでおり、来季のBase Salaryは6.25ミリオン、ロスターボーナス等で2.75ミリオン、このままだと9ミリオンのキャップヒットですが、トレードで獲得した今年のCap Hitは1ミリオンにも満たないものでした。現在はquestionableですが、おそらくKC戦は出場してくれるハズ。キャリアのピークにあって、WRだけでなくQBが見えていて、D♯の推進力になり、運も持っている選手。シーズン終了後のrestructureは必至ですが、マホームズ退治には欠かせない人材なので、まずは次戦での大活躍を期待します。
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NFL 2023-2024 Divisional Round KC@BUF preview
http://bufbills.exblog.jp/33224700/
2024-01-19T20:58:00+09:00
2024-01-21T00:48:55+09:00
2024-01-19T20:58:46+09:00
bufbills
Bills
ガブ、スペクター、ベンフォード、ラップはOUTが確定。ガブがいないのは本当に寂しいです。一方で、バーナード、ドットソン、ダグラス、タロンはquestionable。バーナードは出ないと思いますが、ドットソンとダグラスは出ると思います。タロンが出れないなら、ニールかカム・ルイスでしょうか。もしくはポイヤーをニッケルにしてFSにカム・ルイスかハムリン。妄想では、マホームズのスパイ役で出て来たドリアンが、アサイメントを無視した予想外の動きでマホームズを混乱させサック&ファンブルフォースすることになっています(爆)
今年のKCは、過去数年ほど強いとは思えません。クリス・ジョーンズは別格ですが、パチェコのランさえ止まればディフェンスも闘えるハズ。ルソーとローソンがアウトサイドをケアーして、クラインとTドットがなんとかタックルしてくれれば、マホームズへのプレッシャーが増えます。問題はアレンがスパグニョーロのプレッシャーディフェンスを攻略できるかどうか。OCジョー・ブレイディの手綱さばき次第でしょうか。30点獲れば勝つと思うので、37-20くらいでの勝利を祈願しますが、実際にはやっぱり接戦になるのでしょうか。Homeで闘える地の利を最大限活かしたい。
当日のリアルタイム観戦は無理ですが、どうかビルズマフィアの皆様、応援をよろしくお願いします。]]>
Khalil Shakir=WR Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33224674/
2024-01-19T20:23:00+09:00
2024-01-19T20:27:56+09:00
2024-01-19T20:23:16+09:00
bufbills
Widereciever/TE
カレッジでは、Seniorで迎えた2021年、「77回 1177yds 7TD」という7づくしのスタッツを残しました。ドラフト時のびるだいなすてぃさんの記事によると、腕が短くて絶対的なスピードはないのでアウトサイドを勤めるフィジカルはないが、スロットで使えばクイックネスとシュアハンドとボディバランスで戦える、というもので、キンケイド同様、アスリートとしてよりもプレイの生産性を評価されています。NFL公式だと、似た選手としてAntwaan Randle Elの名前があがっていますが、リターナーとしても活躍してTDパスも投げたランドールエルほど何でも屋ではなく、Gadget Playで使われていたIsaiah McKenzieのようにJet Sweep要員ということでもなく、純粋にスロットのレシーバーとして育てようとしているチームの意向が感じられます。
そもそもRookieだった昨年は、思いの外Snap Countsが増えず、「10回 161yds 1TD」に終わりました。勝負処でアレンのパスを取り切れない点も目立ちやや期待外れでしたが、今年は少しずつプレイングタイムを増やし、終盤はガブの怪我もあり飛躍的に出番を増やしています。最終的に「39回 611yds 2TD」でしたが、意外性のあるロングゲインを決めることもしばしばで、Cole BeasleyとGabriel Davisを足して2で割ったような印象です。
先のPittsburghとのWild Cardでも、試合を決めるRACからのTDを見せ、Week18のMiami戦でもサイドライン際を駆け上がるロングゲインがありました。相手D♯が3人ブリッツなどを入れたときに、サッと機転を効かしてアレンからのパスを受けてダウンを更新するなど、プレイ理解の早さ、集中力を感じます。今年ブレイクしたRamsの同じドラ5 Puka Nacua(105回 1486yds 6TD)に喩える記事も出ており、特筆すべきはCatch Percentage 84.6%で落球が少ない点です。そもそもJosh Allenは試合によってfavoriteなレシーバーが生じやすいQBですが、昨年はシャキールをcountしているようには見えませんでしたが、今年は3rd downを更新するシーンが目立ちます。こちらの記事によれば、Catch Percentageと Receiving Success Rate(1stダウンにつながるパスキャッチを何yds得たか)という項目でかなり上位に位置しているようで、すなわち「勝負強い」という証左でしょう。
かつてのJosh Reedや現在のGabriel Davisのように、期待されたものの伸び悩みNo.2レシーバーとしては微妙になってしまうリスクがありますが、少なくともslotで使うのであれば目途がたってきました。しかしながら、個人的に一番気に入っているのは、シャキールの膝が良く上がるランニング・フォームで、Thurman Thomasのバックアップだった#23 Kenneth Davisを思い出させてくれる点です。ケネス・デイビスは、TCUことTexas Christian大学でLaDanian Tomlinsonに抜かれる(1850yds)まで1611ydsのシーズン・ラッシング記録を持っていたのですが、Texas Twisterと呼ばれていました。膝が上がって、腕も振り上げるのでツイストダンスに似ているからそういう名前がついたのだろうと思うのですが、ComebackのDigestでその勇姿を垣間見ることができます(特に14分あたりのカウンタードローは必見)。シャキールも、テキサス・ツイスターに負けないような、プレイオフでの記憶に残るさらなる活躍を期待します。
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A.J. Klein=LB Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33222390/
2024-01-17T23:58:00+09:00
2024-01-18T01:02:52+09:00
2024-01-17T23:58:54+09:00
bufbills
Linebacker
Carolina、New Orleansを経て、2020年に3年18ミリオンでBUF入り。2022年にはNYG、Baltimore、Chicagoを渡り歩き、最後に「スーパーボウルに勝ちたい」という理由で、Buffaloに戻ってきて、53人Rosterを出たり入ったり、Practice Squadを出たり入ったりで現在に至っています。実質的にはロスターの準構成メンバーで、もう4年も経過することを考えると、システムを理解していて、アテになるデプス要員の一人ということになります。
今年はあまり出番がありませんでしたが、大事なプレイオフの初戦でチームに呼び戻されました。12月10日にDawson Knoxを復帰させるために解雇されてからは、RV車を買って、フロリダにドライブする計画をしていたようです(爆) WLB Matt Milanoに続いて、MLB Terrel Bernardが離脱、LBのスターターは完全にいなくなりました。ミラノの後任だったTyrel Dodsonも怪我、さらにそのドットソンの後任だったBaylon Spectorも怪我をしたため、Dorian Williamsとコンビを組む非常事態ですが、家族を説得して旅行をキャンセルし、事実上の引退撤回をしてチームに復帰、Pittsburgh相手にタックルを決めまくりました。スピードは落ちているものの、ベテランらしい大きな破綻のない動きをします。クラインが良いためか、今シーズン序盤にアサイメントミスを繰り返していたRookieのドリアンも、持ち味である野性味、スピードとパワーを活かした好プレイをみせてくれました。
MLB、OLBいずれもプレイできる(CarolinaではLuke Kuechlyの控え)utilityがあるため、次のKC戦も欠かせません。HC Sean McDermottとGM Brandon Beaneが築き上げてきた人脈と財産と運を象徴する選手。バーナードが戻れないならかなりの比重でディフェンスの命運を握っていますが、KC相手でもそれなりにやってくれそうです。直前に呼び戻した引退間際のベテランが大当たりというのは、これまでにはなかったツキがBUFに降りてきたとしか思えません。次戦も大活躍を期待します。
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NFL 2023-2024 Super Wild Card PIT@BUF 結果だけ
http://bufbills.exblog.jp/33221473/
2024-01-16T21:29:00+09:00
2024-01-19T21:09:47+09:00
2024-01-16T21:29:24+09:00
bufbills
Bills
前半途中まで見て仕事に入ったので、後半はまだ見ていません(爆) 取り急ぎ結果だけ。
チームスタッツは、BUF「ラン179 パス189 計368 TOP33:19」、PIT「ラン106 パス218 計324 TOP26:41」でした。QB Mason Rudolphは「22/39 229yds 2TD 1INT」で次第に調子を上げてきましたが、なんだかんだでPittsburghのランを抑えたのが勝因だと思います。
アレンは「21/30 203yds 3TD 0INT 8回74yds 1TD」でした。TDになった52ydsのランはスライディング・フェイクっぽかったですが、スティーラーズの守備陣が寄らなさすぎたと思いますし、「審判が反則を取らなかった」というほどではないと思います。レシーバーは複数人に投げ分けて、極端な傾向はありませんでした。
ベンフォードとタロンが負傷したようですが、久々のKaiir Elamが自陣エンドゾーンでINT。LBでは、バーナードの怪我が激痛ですが、呼び戻したA.J. Kleinが11タックル、スペクターに抜かれて控えに回っていたDorian Williamsも8タックル。これはもう今年のデプスを信じるしかないのでしょうね。幸いアレンと両ラインは健在のようなので、頑張って貰うしかありません。
次はホームでのKC戦。積年の恨みを晴らす絶好の相手。万全の状態ではありませんが、真っ向勝負で吹き飛ばしたいです。
Go Bills!
*snap counts
Latavius Murrayを使ってLeonard Fournetteを使わないというのはやはり納得いかなかったです。イサベラが序盤結構出ていたのには驚きました。そしてなにげにガードのエドワーズが37%って本当ですかね。イーラムのINTは振り向いたところにボールが飛んで来たラッキーなもの。Edgeの中ではルソーが一番バランスが良くて安定していると思います。ハムリンやカム・ルイスにも出番が回ってくるのは本当に非常事態でした。
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NFL 2023-2024 Super Wild Card PIT@BUF preview
http://bufbills.exblog.jp/33219814/
2024-01-14T17:48:00+09:00
2024-01-15T06:45:57+09:00
2024-01-14T17:48:05+09:00
bufbills
Bills
雪合戦になってお互い点が入らず、13-9とか10-3くらいの勝利を期待していたのですが、火曜日の状況が分からなくなりました。過去のBuffaloのプレイオフだと、あまりに寒いと敏捷性のある動きを出すことが難しくなる印象があります。走り合い、ぶつかり合い、削り合いはスティーラーズの望むところで、むしろ分が悪いでしょう。
勝つとすれば、Leonard Fournetteが20回95ydsとか走って、ボールコントロールして、3rdダウンをキンケイドやシャキールやハーティへの短いパスでシレッと更新できたときではないかと。
今季63回1140yds5TD、平均18.1ydsというGeorge Pickensへのロングパスは怖いです。一発は貰わないように、ハイドとポイヤーには一踏ん張りをお願いします。
戦況を予想して、特に局地戦対策で誰をactiveにして誰をinactiveにするか、マネジメントも重要だと思います。Gabriel Davis、Rasul Douglas、Tyrel Dodson、Taylor Rappあたりは出ないものと考えます。攻撃では2TEが増えそうで、Dawson Knoxの使い方が鍵になるかと。守備ではDTの登録を増やし、EdgeはLeonard FloydやA.J. Epenesaよりも、Gregory RousseauやShaq Lawsonの踏ん張りに期待。LBはA.J. Kleinを呼び戻したようで、activeしておいたほうが良いと思います。
ここを抜けると、マイアミに勝ったKCが相手。シンシナチの次に当たりたくなかったクリーブランドは負けてしまいました。ともかく勝利を祈るのみですね。
Go Bills!
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Christian Benford=CB Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33219144/
2024-01-13T18:45:00+09:00
2024-01-14T21:15:00+09:00
2024-01-13T18:45:57+09:00
bufbills
Secondary
2022年、ドラ6のRookieながら、ドラ1のKaiir Elamを差し置いてDane Jacksonの反対側のCBとしてスターターを勤めました。それ以来、常にイーラムがイケてない理由として、「ドラ6のベンフォードに負けるなんて」と比較対象的に使われてばかりでしたが、2年目の今季はそのデインを上回り、シーズンが深まるにつれて地力をupさせてきました。昨シーズン後半にTre'Davious Whiteが復帰しましたが、今シーズン再度離脱。トレードで獲得して絶好調だったRasul DouglasもWeek18で怪我を負ったため、現在のBUFのCB1はこのベンフォードです。
直線的なスピードに欠けるCover 2要員であり、Levi Wallace、Dane Jacksonに続くドラフト下位orUDFAの系譜です。びるずだいなすてぃさんも書かれていますが、サイズがありフィジカルにプレイしできます。デインがスピードのあるWRにつくとしばしばホールディングの反則を取られますが、ベンフォードはこれが目立ちません。カレッジではINTを量産しており、Ballhawkとして定評がありましたが、NFL1年目(digest)は左手の骨折など怪我に見舞われたこともあり、そのNFLへの適応度は未知数でした。もともとタックリングはシュアーでしたが、今年はseasonが深まるにつれて全体的に良化して、closing speedに優れ、Week18ではTyreek Hillと競り合ってINTを決め、KC戦など大事な場面でファンブルフォースを決めるなど、big play makerに変貌しつつあります。昨年と比較すると、攻撃ではSpencer Brown、守備ではChristian Benfordがmost improved playerではないでしょうか。
マンツーマンでは良さは活きないかもしれませんが、一部で「Safety向き」という声が上がるほど、ゾーンディフェンスでのplay recognitionに優れる頭の良い選手だと思います。slot対策でタロンの後継者になれそうですし、複数のpositionでteamにデプスを与えてくれそうです。早めに長期契約をして損のない選手の筆頭。プレイオフでもgame changingな活躍を期待します。
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Connor McGovern=LG Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33218352/
2024-01-12T20:23:00+09:00
2024-01-12T20:47:39+09:00
2024-01-12T20:23:49+09:00
bufbills
Offensiveline
ちなみに、同姓同名のOGにConnor McGovernがいます。こちらは現在NYJにいる1993年生まれの30歳で、もともとは2016年のドラ5(全体144巡)でDenverに指名された選手ですが、今シーズンはCenterのスターターだったもものの、途中からIRに入ってしまいました。
脱線しましたが、ビルズのConnor McGovernのドラフト時のプロフィールはコチラ。センターとガードどちらもこなせるランブロッカーで、ゾーンブロックにフィットしそう。パスプロには少し課題があるが、ドラ2-3相当で、NFLだとRodger Saffoldみたいなタイプとされています。オヤ? なんか聞いたことのある名前ですね。2022年seasonだけウチのスターターLGだったのがRodger Saffoldであり(今年はClevelandのPSにいるようです)、若返りを図ったということになります。
2023年、3年22ミリオンほどの契約で加入しました。Dallas時代のプレイ評価では、「OLのupgradeになるかどうか分からない」となっていましたが、今シーズンを見る限りでは、間違いなくupgradeでした。ときどきパスプロを漏らすことはありますが、基本的にはPOAで頼りになるランブロッカーであり、DTに押し込まれる姿は見掛けません。パワーのあるマクガバンとオサイラスが左右に入って、非力なC モースを支えてほぼ皆勤賞だったことが今年のオフェンスの基本骨格だと考えます。インコグニート以来安定しなかったLGをマクガバンがようやくfixしてくれました。モースの代わりにはRyan Batesがいますが、両OGの代わりはいません。
プレイオフのPittsburgh戦は厳寒予報で、大事な試合ほどランニングゲームの重要性が高まります。プレイオフでもいっそうの活躍を期待。マクガバンの脇のABギャップをLeonard Fournetteが突っ込む回数が増えれば増えるほど、勝利に近づくと思います。
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NFL 2023 Week18 BUF@MIA SNF
http://bufbills.exblog.jp/33214479/
2024-01-08T19:47:00+09:00
2024-01-12T20:33:04+09:00
2024-01-08T19:47:04+09:00
bufbills
Bills
それでも7-14とリードされた第4Q 残り14分、Deonte Hartyの起死回生の96ydsパントリターンTDが決まって同点。続く刀でDawson KnoxにTDパスを通し、21-14でドルフィンズを振り切りました。これで4年連続の地区優勝、Road to Super Bowlが開けてきました。
リアルタイムでチラ見していましたが、全然ちゃんと見れていません。チームスタッツは、BUF「ラン128 パス345 計473 TOP38:07」、MIA「ラン108 パス167 計275 TOP21:53」で、数字の上ではビルズは進んでいました。インターセプトは2回ずつ、ファンブルロストはBUFが1回、サックされた回数はBUFが3回、MIAは1回だけ。総じて、ドルフィンズが効率の良い攻撃をして、ビルズが攻めあぐねました。
アレンは「30/38 359yds 2TD 2INT」、走っても15回67ydsで、プレイオフモードでした。成功率が高かったですが、この日は縦に抜けたディグスに対してオーバースロウがあり、フィットネスが戻ってきている印象がありました。James Cookは走れず、Leonard Fournetteがショートヤードをしっかり稼いでいました。Gabriel Davisは怪我もあり0キャッチ、代わりにKhalil Shakirが100yds越え、Stefon Diggsも要所でビッグプレイを決めましたが、苦しい場面を何度も救ったのはDalton Kincaidだったと思います。
Deonte HartyのパントリターンTDは、1977年にKeith Moodyが記録した91ydsを超えるチーム新記録、まさに起死回生のホームランで、いつぞやのプレイオフのボルチモア戦のタロンのPick6のような、非常に価値のあるbig playでした。ハーティは出場機会には恵まれていませんが、KC戦でも3rd downを更新するミラクルキャッチを決めており、「持っているなぁ」と思います。
ディフェンスは、CB Rasul Douglas、LB Tyrel Dodsonという主力メンバーに怪我が出ました。特に好調のダグラスが下がったのはかなり戦力ダウンかもしれませんが、Dane Jacksonが穴を埋めました。Christian BenfordはマンツーマンでTyreek HillにTDパスを通されましたが、仕方のないレベルで、INTを決めるなどこのところ要所で勝負強さが光ります。
パスラッシュは届かず、オープンのランもそれなりに出されたDLはイマイチでしたが、Tua Tagovailoaのプレッシャー耐性が高くないためか(けっこうあっさりtargetを即決して投げてしまう)、最後はTaylor RappのINTを呼び込むことができました。マホームズ相手だとちょっと不安ではあります。
●Final AFC Standings
1. Baltimore Ravens (13-4)
2. Buffalo Bills (11-6, 2 wins over Miami, win over KC)
3. Kansas City Chiefs (11-6, loss to BUF)
4. Houston Texans (10-7)
5. Cleveland Browns (11-6, 8-4 AFC)
6. Miami Dolphins (11-6, 7-5 AFC)
7. Pittsburgh Steelers (10-7)
8. Cincinnati Bengals (9-8, win over JAX)
9. Jacksonville Jaguars (9-8, two wins over IND, loss to CIN)
10. Indianapolis Colts (9-8, two losses to JAX)
11. Las Vegas Raiders (8-9, wins over DEN)
12. Denver Broncos (8-9, losses to LV)
13. New York Jets (7-10)
14. Tennessee Titans (6-11)
15. Los Angeles Chargers (5-12)
16. New England Patriots (4-13)
最後の4戦中3敗し、ジャグワースがプレイオフを逃すとは思いませんでした。かなりの幸運に恵まれましたが、ウチが5連勝したのは紛れもない事実。あと4つ連勝すれば悲願達成です。張り切って応援しましょう。
*snap counts最後のドライブ、ドーキンスが戦列を離れてLTにファン・デマルクが入っていたようです。ガブが痛んだこともありますが、シャキールは確実にプレイングタイムを増やしています。エドの88%は流石に少し不安になる数字。もう少し休ませて、肝腎なところでの爆発に期待したいです。デイン・ジャクソンとバイロン・スペクターは頑張りました。
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Dalton Kincaid=TE Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33213137/
2024-01-07T23:37:00+09:00
2024-01-07T23:49:01+09:00
2024-01-07T23:37:04+09:00
bufbills
Widereciever/TE
ドラフト時のびるずだいなすてぃさんの記事によれば、シュアーハンドとスムースなルートラン、マンカバーされていてもドロップが少なく、さらにブロッキングも得意、というもので、アスリートとしては超一流ではないが、プレイでの生産性に優れるというのが相場でした。
今季ここまで66回589yds2TD。ほぼ評判通りの活躍で、TEとしてのチームのRookie記録を突破しており、Pete Metzelaarsが持つシーズン68回のTEのキャッチ数記録も更新しそうなペースではあります。序盤には短いプレイでばかり使われていたため、1キャッチの平均獲得yds数は少なめですが、Week7-8のペイトリオッツ戦、バッカニアーズ戦あたりから、Dawson KnoxがIRに入ったこともあり、長いのも獲るようになりました。Joe BradyにOCが代わってからはまた控えめに戻っていましたが、Regular Season最終盤になってNE戦あたりから長いのを取り始めました。当初は12Personnel(2TEフォーメーション)が多く、ノックスとの共存が図られていましたが、果たして成功していたかどうかは微妙なところなので、今後の課題かもしれません。
非常にバランスの取れた欠点の少ない選手で、Stefon Diggsに次いで3rd down Targetとして頼りになります。ブロッキングの良さは特筆もので、歴代TEの中でも前述のメッツェラースや調子の良いときのJay Riemersmaくらい良い印象です。ダウンフィールドでのフットワークの良さを考えると、James Cookにとってはオープンで欠かせないブロッカーかもしれません。これまでBuffaloはTEを上位で指名することはほとんどなかったのですが、キンケイドが「アタリ」だったことはかなり大きいです。アレンがストレスの少ない状態で快適にプレイするために、信頼できるターゲットがディグスだけだったことがこれまでのオフェンスの限界だったとも考えられるわけで、今シーズンもプレイオフでの爆発を期待しています。
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DaQuan Jones=DT Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33211474/
2024-01-05T22:41:00+09:00
2024-01-13T18:48:19+09:00
2024-01-05T22:41:01+09:00
bufbills
Bills
2014-2020年はTennesseeで、2021年の1年間をCarolinaで過ごし、FAで2022年に2年契約でBuffaloに加入しました。デイクアンが加入する前、ビルズにはやはりCarolina出身のStar LotuleleiというDTがいましたが、2018-2019年をプレイした後にコロナのholdoutで2020年を欠場してしまい、2021年に戦線復帰したときには戦力としてアテにできず、season終了後にリリースされていました。
ダクアンは現在のDLメンバーのうち、唯一の生粋の1 Tech DTで、ダブルカバーをものともしない力強さでPOAに対抗することができます。その存在の大きさが不幸にも立証されたのが昨年のDivisional Playoffのベンガルズ戦で、ダクアンを欠いたビルズDLは控え中心のベンガルズOLにパワーで圧倒されてしまいました。ランD♯でアンカーになれる一方で、ビルズに来てからはパスラッシュでも動きの良さを見せており、デイクアンがいるといないとではEd Oliverの負担が大きく変わります。
今季はWeek5のロンドンでのJacksonville戦で怪我をしてしまい長期離脱となり、ビルズは相手オフェンスにボールコントロールされる展開が増えて6勝6敗まで追い込まれましたが、Week17から復帰してきました。Jordan Phillips、Poona Ford、Tim Settle、Linval Josephでは埋まらなかったので、やはりデイクアンは代わりの効かない選手(ダクアン、バーナード、タロン、ダグラスですかね)。ダクアンが戻ったことで、今後のスクリメージでの闘いはかなり有望で、おそらくボルチモアにも対抗できると思います。
これまでは肝腎な12-1月に主力が離脱することが多かったですが、今シーズンは逆パターン。デイクアンの復帰がSuper Bowlへのticketに思えて仕方ないのですが、ビルズファンの錯覚でしょうか・・・。
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O'Cyrus Torrence=RG Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33210612/
2024-01-04T19:57:00+09:00
2024-01-04T19:57:45+09:00
2024-01-04T19:57:00+09:00
bufbills
Offensiveline
ドラフト時の評価は、この年のガードとしてはTOP評価。Louisiana-Lafayettaで3年プレイした後、Florida大学にtransferしましたが、ルイジアナ大学のHCだったBilly Napierがフロリダ大学に移籍したのが大きな要因だったようです。びるずだいなすてぃさんの記事では、屈強な上半身を活かしたパワフルなランブロッカーで、機動力も悪くなく、ペナルティが少ない。パスプロもブルラッシュにやられることがない、という評価でした。蓋を開けてみると、ほぼ評判通りのプレイぶりで、パワフルで堅実なランブロックは淡白なとことがなく、上手に手を使ってバランスを保ったまま最後までプレイします。BUFのスキームだと、両タックルがプルアウトしてリードブロッカーになることが多いため、オサイラスは正面にいるブロッカーと正対して勝負することが多いのですが、押し込まれたりDTを取り損ねてギャップを割られるシーンをあまり見掛けません。Chris Jonesクラスだと心配が残りますが、NYJやMiamiの強力DL相手でもパワーで見劣りすることがないため、安心して見ていられます。おそらく、自分の身体の使い方を良く分かっているクレバーな選手なのでしょう。
なんといっても、Cody Ford(2019ドラ2)、John Miller(2015ドラ3)、など、上位指名のOGが大成しない負の歴史を一年目で吹き飛ばしてくれたことは特筆に値します(マシだったのは2009ドラ2のAndy Levitreまで遡ります)が、背中の怪我が癒えて好調なSpencer Brownと一緒に右サイドを長く支えて欲しい選手。いずれは、Ruben BrownやRichie IncognitoのようなインパクトのあるOGになって欲しいと思いますが、欲を言えばCenterもこなせるようになって欲しい。Mitch Morseにせよ、控えのRyan Batesにせよ、近年のCenterは機動力重視なので、できればKent Hull、AFC EASTならKevin Mawaeのような強さを備えたCenterに化けて欲しいと思う今日この頃です。
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Terrel Bernard=MLB Buffalo Bills
http://bufbills.exblog.jp/33209958/
2024-01-03T21:36:00+09:00
2024-01-03T21:44:21+09:00
2024-01-03T21:36:18+09:00
bufbills
Linebacker
Baylor大学出身。最終学年では、106タックル、12.5ロスタックル、7.5サックというAll Purposeな素晴らしい数字を残しました。Sugar Bowlでは20タックル、2サックを記録してMississippi大学を破りMVPを獲得しています。びずるだいなすてぃさんの記事では、スピードやIQは申し分なくて、故障歴とサイズが問題、とされており、ドラ5くらいの指名が予想されていましたが、ドラ4がなかったため仕方なくドラ3で指名した、という印象でした。
「MLBかWLBか、どちらかでは使えるだろう」というニュアンスでの指名だったと思いますが、この判断が大成功でした。2018-2022年の5年間、MLBを勤めたTremaine EdmundsがFAでChicagoに移籍し、「いったいどうなることやら」と心配したファンの不安を良い意味で大きく裏切って、今シーズンのビルズD♯においてMVP級の働きを見せています。そもそも最近流行のサイズは小さくスピード特化型で、パスカバレッジに関してはまあまあイケルんじゃないかと思っていたのですが、ランディフェンスでもエドムンズ以上の働きを見せてくれます。横移動が遅いエドムンズと異なり、鋭い嗅覚でボールキャリアーに到達し、しっかりとタックルを決める姿は頼もしい限り。バーナードだとロスタックルも期待できます。
Week5にWLB Matt Milanoがいなくなったのは、バーナードにとってかなりの試練でした。ただ、これが良い方向に転じたのか、Tyrel DodsonやDorian Williamsなど、経験不足の相棒に代わっても、パフォーマンスが落ちませんでした。むしろ「自分がなんとかしなければ」と覚醒したのか、ここまでチームハイの134タックルに加えて、6.5サック、3ファンブルリカバー、3インターセプトを決めています。特筆すべきはプレイコーラーとしての能力で、適切にオーディブルでディフェンスを修正する姿がみられ、フィルムスタディを余程しっかりしているのだと感心させられます。
タイプは少し違いますが、Terrel BernardはKiko Alonzo(2013年のBUFのドラ2全体46巡)を思い出させてくれました。Rookieで、159タックル、2サック、2ファンブルリカバー、4インターセプト、というセンセーショナルな活躍をしてディフェンスのrookie of the yearを獲得した後、怪我をしてLeSean McCoyとの交換でPhiladelphiaにトレードされてしまいました(その後も、Miami、New Orleans、San Franciscoと4回もトレードされ、これはwikipediaによるとEric DickersonやBrandin Cooksと並んでタイ記録なんだそうです)。Kikoもそれほどサイズはないものの、クレバーかつ本能に優れたLBらしい動きに満ち溢れていたので、Kikoをずっと見ていたかった私にとっては、Kikoの再来のように感じてしまいます。Terrel Bernardはともかく、せめて最初の契約更新まではKikoのような怪我をすることなく、careerを積んで欲しいと思う今日この頃です。
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NFL 2023 Week17 NE@BUF
http://bufbills.exblog.jp/33207692/
2024-01-01T06:05:00+09:00
2024-01-04T07:49:05+09:00
2024-01-01T06:05:24+09:00
bufbills
Bills
内容的にはイマイチでしたが、27-21で勝ちました。マイアミがボルチモアに19-56で負けたので、来週は「勝てば地区優勝+No.2シード」or「負けると場合によってはシーズン終了」という大一番になりました。
チームスタッツは、BUF「ラン127 パス154 計281 TOP32:52」、NE「ラン103 パス191 計294 TOP27:08」で、NEが上回りました。BUFは1インターセプト、NEは3INTに1ファンブルロスト、Turnoverで上回らなかったら負けていましたね。オフェンスはグダグダで、主要メンバーが戻ってきたディフェンスの踏ん張りと、FGを2本はずす相手のミスに助けられての辛勝でした。
一応、他のことをやりながらチラチラと生観戦したのですが、開始早々いきなり#83 Jalen ReagorにキックオフリターンTDを喰らう苦しい悪い流れ。返しのドライブはLG Connor McGovernが#91 Deatrich Wiseを漏らしてサックされあっさりパント。CB Rasul DouglasのディフレクトをDT Ed OliverがINT(グラウンドにボールが触れていそうでギリギリでしたが)して流れを取り戻そうとしますが、NEのDLのプレッシャーがキツク、FGの3点止まりでした。
その後もOLのパスプロが持たない状況が続きます。James CookやTrent Sherfieldがドロップで、パントに追い込まれますが、ここでダグラスがINT。圧倒的な存在感ですね。QB ザッピが見えていなかったのもありますが、きちんとWRの前に出ているのがスゴイ。#92 DaQuan Jonesが戻ってオリバーが元気に見えました。Micah Hydeも戻っていましたが、良く分からなかったです。Kaiir ElamもIRを脱しましたが、Von MillerやDamar Hamlinと一緒にactiveされていなかったようです。
Christian Benfordがファンブルフォースを誘発し、ベリチックがやる気がないのかなと、ちょっと不自然過ぎる展開でした。攻撃自体はピリッとせずパントに追い込まれますが、しかしまたダグラスが活躍し、NE攻撃陣のホットリードのミスコミュニケイションをついてpick 6。前半は20-14のグダグダな展開。
後半早々、Joe Bradyになってから初めてDalton Kincaidに長いのが通って、Tim Settleも久々に頑張って、第4Qになって27-21まで詰め寄られますが逃げ切りました。
アレンは「15/30 169yds 0INT 1TD」、キンケイドに長いのを通した以外は、全くピリッとしませんでした。ロングボムがことごとくショートしています。そもそもスクランブル中に得意のハードリングを見せることがないですし、今日もディフェンダーにガツンと当たられていました。2-3年前のような強肩はみられないですし、やっぱり身体が万全ではないのでしょうね。ゴールラインで味方に押されて(tush pushと呼ぶみたいですね)TDを取る姿に少し寂しさを感じます。
クックは16回48ydsで今回は走れず、やはりムラがあります。NEのDLが強く、2-3列目の上がりも早いのでランD♯がNFL上位なのも納得で、仕方のない側面もあります。こういう相手には、タイ・ジョンソンやフォーネットをもう少し使って欲しかったです。
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ブラウンズ、テキサンズ、コルツ、スティーラーズ、ブロンコス、ジャガース、チーフス、が勝ちました。ワイルドカード争いで脱落したのはKCに負けたベンガルズだけです。ドルフィンズが負けたため、Week18、敵地で迎える最終戦は大一番になりました。勝てば地区優勝+No.2シードですが、負けるとかなりの高確率でプレイオフには出れないと思います。
ディフェンスは、ダクアンやハイドが戻ってきたので、実質的にはミラーノが抜けた部分だけがマイナスだと思います。トレ・ホワイトのぶんは、ダグラスが入ってむしろGrade Upしています。ヒルやワドルといったWR陣も長いのが減っているようなので、なんとかなりそうな気が。後は、ミラーを筆頭にDLの4メンラッシュさえエネルギーが持続すれば、どのチーム相手でも全く通用しないということはないでしょう。エドは9.5サックまで来ましたし、DTで二桁を記録すれば、スナップ数を考えるとやはりMVPクラスの働きだと思います。MLBのバーナードはいなくなった#49以上の貢献度で、ともかくタロンが隙間の部分を補ってくれています。
問題はオフェンス。調子の波が激しく、調子が悪いときに、アジャストするのに時間がかかり苦労する印象があります。OCがKen DorseyからJoe Bradyに代わっても、その傾向は変わらないですね。やはり、どうやってランニングゲームを安定させるかだと思うのですが、こればかりは相手との兼ね合いもあります。勝ってNo.2シードが決まれば、プレイオフ初戦は、ブラウンズ、ドルフィンズ以外の最後の一枠に滑り込んできた10勝のチームが相手になると思いますが、ともかくまずは勝つしかないですね。
思い出すのは2004年seasonでしたか、1勝5敗に追い込まれてから後半6連勝して、最終週で2軍のPittsburghに勝てばプレイオフという試合で、勝てませんでした。あのときは本当の実力はありませんでした。今年はどうでしょうか。プレイオフに相応しい戦力はあるし、スーパーボウルを制覇してもおかしくない実力があると思います。なんとかここを突破して、Super Bowlに辿り着いて欲しいですね。
*snap counts
オフェンスはディグスの出番がだいぶ限られていたようです。Trent Sherfieldは今のところ「ウリ」がない状況で、inactiveになってもおかしくないような気が。4番手ならDeonte Hartyを使いたいです。
Linval Josephもinactiveでした。A.J. Epenesaも戻っていました。ポイヤー&ハイドのヴェテランSafetyコンビが復活。Tyrel Dodsonの87%も立派な数字。DaQuan Jonesは復帰早々50%以上出ましたね。今後さらに良くなってくると思います。総じてディフェンスはデプスが出て来たと思います。
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