Willis McGahee=RB Buffalo Bills

2003年のドラ1。いまさら説明不要ですが、当初はドラフトTOP5を予想されていたモノの、2003年1月のカレッジ全米王座決定戦、Fiesta BowlのOhio State戦で靭帯3箇所断裂の大怪我をしたために選手生命すら危ぶまれました。その後脅威の回復を果たし、カレッジに残るのではなくあくまでアーリーエントリーを試み、ドラフト前にプライヴェート・ワークアウトを実施、このときの回復具合からドラ3あたりでRaidersが指名するのでは、という推測が流れたりしました。2003年4月、GM Tom Donahoeはフランチャイズ・タグを付けたPeerless Priceのトレードで得たAtlanta由来のドラ1(Buffaloのドラ1はDrew Bledsoeのトレードで消えていました)をWillis McGaheeに投資、周囲をアッと言わせました。

2003年は完全にリハビリで過ごし、2004年夏のCleveland相手のスクリメージ練習で初のお目見えを果たします。プレシーズンを順調に過ごし、ショートヤードに強くTDの獲れる選手であることをアピール。シーズン途中からTravis Henryに代わってスターターとなり、先発11試合で1000ydsを超える走りを見せました。カレッジのときと比べると爆発的なスピードでは劣るモノの、パワーなどフィジカル面では成長を感じさせます。スクリメージ手前でいったんスロウダウンし、マイナスヤードで終わるのかと思いきや、ブロッカーを使ってスルスルッと5yds走ったりします。スラッシャーからゴリゴリ系への転向として象徴的なのがスティフアームで、軽量のDBなら片腕で吹っ飛ばして前に進みます。Jerome BettisやEddie Georgeといった、タックルからタックルまでを主に走ってくるかつてのAFC CENTRALを代表するフィジカル・パワーランナーの系譜に位置付けて良いのではないでしょうか。Buffaloが後半7連勝した最大の要因はWillis McGaheeの登場とOLの成長で、おそらく両者の関連性は高いです。これから3年ほどは、Lee Evansと並んでスキルポジションに若くて安いタレントを抱えることができるのは嬉しい限りです。

プレイスタイルにも現れていますが、Willis McGaheeは頭の良い選手だと思います。Fiesta Bowl前に「2ミリオン相当の傷害保険を掛けていた」というのも特徴的なエピソードですが、Agentには強欲で目立ちたがり屋のDrew Rosenhausを確保してドラ1全体22位としては破格のインセンティヴ・ボーナスを含む契約を勝ち取ったりしています(おかげで翌年のJ.P. Losmanの契約が難航しました)。バックアップのときもスターターになってからもTravis Henryに対しては終始一貫して友好的なコメントをメディアに伝えています。全国的に名の売れた選手がいることはローカルで小さい市場を持つBillsにとっては大変なメリットで、彼が母親に支えられて怪我から復活したというエピソードも新規ファンの獲得に貢献すると思います。これからはチームリーダーになることや、チームの宣伝広告塔になることを求められると思いますが、これまで同様上手くメディアを利用し、チームガイであり続けて欲しいと思っています。
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by bufbills | 2005-02-16 14:15 | Bills | Comments(1)
Commented by bufbills at 2005-10-25 16:28
最近「オイラはLaDanian Tomlinsonよりもスゲーんだ、NFLのベストバックだ」と仰っているようです。
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