2016 短評 オフェンス編

今年は時間がないので選手評価はアッサリとさせて頂きます。



●QB
Tyrod Taylor
スターター2年目の今季はenigmaとしてPro-Bowlerになった昨シーズンと異なり、シーズン中盤からQBとしてのquality不足を露わにしてしまった。ディフェンスのプレイに対する理解が悪く、加えてフィールドが見えていないので、1stないし2ndターゲットに投げられない状況になると、途端に後手を踏んでスクランブルして効果的でないランまたはサックを喰らった。フリーになれないレシーバー陣にも問題はあるが、パスプレイは決められたタイミングで投げることを前提として構築されているので、5-15ydsのスモールウィンドウに投げ込むコントロールのないTyrod Taylorには苦しい展開だった。個人的には、知性と執念に欠け、リーダーシップを発揮できていないように見えるので、来季は戦力外と考えたい。

EJ Manuel
たまに出てきて、QBスニークやオプションからのランを見せた。やはり今年で終わりか。

Cardale Jones
記憶にないので、たぶん出番はなかったかと。

●RB
LeSean McCoy
一流のRBで、加速が素晴らしいのは分かった。1バックよりも、機動力重視の古典的WCOやカウンターでリードブロッカーを付けながら走った方が、ビッグゲインが期待できた。しかし、負けているとき、ショートヤードを取りたいとき、刻みたいときにダンシングスタイルはしばしばマイナスだった。

Mike Gilleslee
出番は少ないが効果的なランが多く、NFLで通用するものを見せた。AギャップやBギャップで縦に駆け上がるスピードとセンスはLeSean McCoy以上だと思う。Miami戦でLeSean McCoyを使わずMike Gillesleeで勝負していればプレイオフの可能性はまだ消えていなかっただろう。

Jonathan Williams
たまに出てきたがインパクトは残せなかった。

Reggie Bush
パスレシーブのほうが目立った。

Jerome Felton
いったん解雇されて危機感を覚えたのか、去年よりもマシなブロックを見せた。LeSean McCoyとの相性は良さそうである。

●WR
Sammy Watkins
今シーズンもフラジャイルで戦力としてカウントできないままだった。トレードアップして指名した対価は得られていない。

Robert Wood
Seattle戦では一皮むけたようにも見えたが、線が細くて怪我はつきものだし、ビッグプレイも少なく、エースレシーバーになれるとは思えない。年4-5ミリオン以内の適正価格でなければUFAでサヨウナラだろう。

Marquise Goodwin
シーズン当初はディープ専門でショートパスははじくしフリーになれなかったが、WatkinsもWoodsもいなくなるとGoodwinが1本目というのだから層の薄さは悲劇的。シーズン中盤からは10yds前後でも姿を見せるようになった。ただ、やはり怪我がちだし、伸びしろが多いとは思えない。

Justin Hunter
4試合に1回くらいの割合で、ビッグプレイを決める。ジャンプ力があり、エンドゾーンでフリーになったり決定力があるが、コンスタントではない。4番手としては残しておきたい。

Brandon Tate
リターナーとして優秀。たまにWRのポジションからエンドアラウンドで走ることも。レシーバーとしては落球もあり見せ場はなかった。

Walter Powell
Jacksonville戦でシーズンアウトとなったが、それまではたまにパスを拾っていた。

Percy Harvin
引退から復帰してas soon asでシーズンアウトになった気がする。

Greg Salas
いたかも。

Marcus Easley
去年の怪我から復帰できず。

●TE
Charles Clay
ブロッキングは進歩したかもしれないが、レシービングで戦力になれていない。現時点では昨年のFAでの獲得は成功とは言えない。

Nick O'Leary
やはりレシービングでの出番が少なすぎる。

Gerald Christian
シーズン後半出てきたが、記憶に残らない。

Logan Thomas
from QB to TEという話題先行型。

●OL
Eric Wood
Seattle戦で左脚骨折でシーズンアウト。ここに来てスペランカー体質復活。

Ryan Groy
Woodの後釜Center。スナップも安定しており、Woodの穴が目立っていない。Woodがその程度の選手だということだと思う。

Richie Incognito
不動のLG。安く再契約してくれて感謝。シーズンが進むに連れて良くなってきた。ホールディングもたまにあるがラフプレイはみられない。

John Miller
急成長のRG。機動力アップ、対面のDLとの押し合いもサマになってきたが、パスプロには課題が残る。Ruben Brownのように、パワーランにも対応して今後もインサイドを支えて欲しい。

Cordy Glenn
再契約したLT。シーズン序盤は欠場。可もなく不可もなく、安定して中の上という選手。強いて云えばランブロックのほうが得意なのかもしれない。

Jordan Mills
スターターRT。ランブロッカーとしてはそこそこ計算できるが、パスプロはスピードタイプにブチ抜かれることを繰り返す。ここを本気で補強しないからフロントはダメだと思う。

Cyrus Kouandjio
GlennがいないときにLTを勤めて評判が良かった。Seantrel Hendersonはクローン病の影響で復帰できないだろうから、やはり来年も戦力ということになるのだろうか。


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by bufbills | 2016-12-17 23:17 | Bills | Comments(3)
Commented by バームクーヘン at 2016-12-19 00:29 x
これは極論になりますが仮にタイロッドがHOUKCNYG辺りのチームでプレイしていたら勝利数は勿論個人成績もアナリスト間の評価も上がっていたんじゃないでしょうか?
今季に限って言えば選手よりもNYJ時代から評判が今一つなQBコーチとWRコーチの指導力の無さの方に問題があった印象がするんですよね
Commented by バームクーヘン at 2016-12-19 00:39 x
私はタイロッド以上にクレイが今季の戦犯だと思っているのですが
TEコーチのトニー・スパラノJrの経験の乏しさもクレイの低調なパフォーマンスの一因ではないかと勘繰っているんですよ
MIA時代はクォリティ・コントロール(という名の見習い)だったスパラノJrをクレイが見下しているか逆に馴れ合い状態に陥っているのか外野からは分かりませんがあれやこれやと邪推せずにはいられません
Commented by bufbills at 2016-12-25 23:10
week15,16とクレイの出番が増えましたね。不思議なことでした。これができるなら、何故勝負所のgameで使わないのかと。クレイを使いこなせないタイロッドに問題があったと考えざるを得ません。

コーチ陣に関しては、クレイに関してはUFAで高額で取ってきたワケですから、育てるというよりは既製品として機能してくれいないと困る、というのが基本スタンスになってしまいます。それはOCやQBの問題になるのではないかと。

ワトキンスが長く不在で、グッドウィンやウッズは多少伸びたようにも見えるので、WRコーチは頑張っているほうではないでしょうか? タイロッドに関しては、私は諦めました。プレッシャーがなければ良いプレイをするときもありますが、基本的に次に何が起こるのかを予想しながらプレイしていませんので、厳しい試合をコンスタントに勝ち抜くことはできないと思います。
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