2015 Week13 Houston@Buffalo Preview

シーズンを決めるゲームがやって参りました。



OUT確定はKarlos Williams、John Miller、Nigel Bradhamあたりのようです。Seantrel Hendersonはdoubtfulですがたぶん出ないだろうとのことで、Jordan Millsが先発へ。Cyrus Kouandjioが出て来ない真偽は不明ですが、一説では膝の状態が思わしくないのではないかと言われています(びるずだいなすてぃさんのドラフト時の記事、膝の関節炎の記事)。足首を捻挫したNigel Bradhamの代わりはドラ6のTony Stewardになるようです。Aaron Williamsは制度的には戻ってこれるハズですが、体調がまだのようです。

出れそうなほうは、Mario Williamsはoutではありませんが、プレイングタイムが制限されるだろうとのこと。Marcus Easleyは脳震盪から復帰予定。Cordy Glennは背中に不安があり、Bacarri Ramboも肩の怪我があるとのこと。

今週のtransactionでは、Alex Carringtonが一昨年とは反対側、右の大腿四頭筋の腱断裂でIR入り。Kyle Williamsも正式にIR入りが決定。A.J. Tarpleyをいったん解雇してPSへ移動させ、ロスター枠を3つ開けています。そこで新たに3人のディフェンダーと契約しました。DE Lavar Edwards(DallasのPSから、モトモトはTennesseeの2013のドラ5)、DT T.J. Barnes(NYJのPSから)、LB Kevin Reddick(先週解雇されるまでBuffaloのPSにいた2013年のUDFA)、という面々で、いなくなったメンバーをそのまま埋めることになりますが、Barnesは364ポンドの置き石型のようで、Kyle Williamsの代わりというよりはMarcell Dareusのバックアップという意味だと思います。

Texansは、DE J.J. Watt、WR DeAndre Hopkins、CB Johnathan Joseph、などの主要メンバーが軒並みヘルシーで元気いっぱいだとか。苦戦しそうですね。チームは4連勝中で、勢いがあります。

オフェンスのポイントはまずランが出るかどうか。どう考えても苦戦しそうです。それでも我慢強くランをコールして、3rdダウンロングを作らないようにすべきです。ランが出ない場合には、LeSean McCoyがアウトサイドに回ってノーゲインやロスになるよりは、平均2-3ydsでもイイのでタックルの間を走って、Tyrod Taylorの負担を軽くして欲しいです。パッシングがどうなるかは正直分かりません。Houstonも積極的なディフェンスをしてくるでしょうから、Kraig UrbikとJordan Millsの右サイドがWattによって完全崩壊となると、とても厳しそうです。

おそらくTyrod Taylorが投げざるをえないシチュエーションがやって来ると思います。今年のTyrodは現在レイティングが100を越えていますが、見掛けの問題で、内容が伴っているとは思いません。14TD/4INTという一見好成績ですが、INTが少な過ぎます。スマートにプレイしようとして、INTを怖がって、勝負に行っていないのです。若いQBは、一時的にはINTが増える時期があるべきです。Peyton Manningは、初年度に26TD/28INT、4年目に25TD/23INTを記録していますし、Brett Favreはスターター2年目に19TD/24INTです。つまり、「通るか通らないか」というギリギリのミドル以上のパスプレイの感覚は実戦でしか身につかないし、投げ込んでINTされて初めてそのタイミングを身体で覚えるのだと思います。ディフェンダーを引きつけて、投げて通した瞬間にハードヒットされるシーンはホトンドありませんし、ポケット内で軽く前にステップアップしてラッシュをかわしつつ前を横切るWRにサッとパスを通すシーンも見掛けません(これはGreg Romanが用意するWRのパスルートにも問題があると思います)。ポケット・プレゼンスが悪い最大の理由は、そういうギリギリの状況ではTyrodがスクランブルを考えてしまうからだと思いますが、3rd&10や4th&10ではスクランブルを諦めてミドルのパスにチャレンジして欲しいです(今は脚の状態も良くないようですし)。このままでは、Rob JohnsonやTrent Edwardsのように一時的にレイティングが良いだけでチームの勝利には結び付かず、実はただのチキンハートだったということになり兼ねません。「INTを1個を喰らっても、TD2つでやり返す」ような男気をもっと感じさせて欲しいのです。ちなみに、Tom BradyはTD/INT比が最悪でも2:1に近い化け物(スターター3年目の23TD/12INT、5年目26TD/14INT)ですが、シーズン10個以上のINTを喰らったことは過去何度もあります。最初からリミットに挑まずにスマートにプレイしようとすることと、限界を知ってからクールにプレイすることは違います。勝つにせよ負けるにせよ、Tyrodが自身のパッシング能力の限界に挑んで、「勝利に拘る」フランチャイズQBとしての資質を見せる試合になってくれれば、応援する側としては納得できるのではないかと。要するに、今のTyrodはまだ勝利に飢えたQBに見えません。Sammy Watkins以外はお茶濁しのレシーバーばかりで可哀想な側面もありますが、逆境でこそ人間の真価が問われます。

ディフェンス。ジャンケンとか、上下動の激しい相場のようで、全く信用できません。少なくとも、DLだけでHoyerにプレッシャーを掛けるのは不可能でしょう。サッパリINTの増えないゾーンブリッツよりも、ブリッツを入れて最低5人はラッシュさせたほうがダメでも納得が行きます。ブリッツが入ったとき、Nickell RobeyやLeodis McKelvinなら、hot readやoptionでアンダーニースに出るWRにもマンツーマンでカバーできると思うので、積極的な姿勢をお願いします(シーズン中盤からプレイコールはDennis Thurmanらしいですが)。フロント7のタレント不足は言い訳にならず、ここに人がいないからこそ、正真正銘Rex Ryanの腕の見せ所でしょう。この試合を20点以内に抑えられないようなら、HCとして雇う意味がありません。

あとは、神頼み。審判次第でしょうか。いつからこんなにNFLのオフィシャルのクオリティが下がったのでしょうか。チャレンジやレビューがあるので、適当にジャッジしても良いと思っているのでしょうか。愚痴を言っても仕方がありませんが、Buffaloはジャッジに恵まれていないほうなので、こういう大事なゲームくらいは選手のプレイでフェアーに決まって欲しいと切に願います。

勝てば6勝6敗でHoustonに並び、KCやPittsburghの結果次第ですが、プレイオフの可能性が首の皮一枚つながります。盛り上がっていきませう(ヽ゜ω゜)ノ

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by bufbills | 2015-12-05 23:17 | Bills | Comments(10)
Commented by Liger at 2015-12-06 09:39 x
昔、C国に居た当時のHoyerなら、恐るるに足らずと一笑に付すことも出来たのでしょうが、C国出身のQBは、フランチャイズQB不在なお家事情の為、控えでもとっかえひっかえで出場経験は豊富な所為か、他チームに移籍すると意外なほど頼り甲斐のあるクォーターバッキングをするので(苦笑)、その辺が心配ですよね。
唯一「ぷ」戦線に踏みとどまった同盟国、B国の前途に幸有らんことを祈念して已みません。勝利とTyrod Taylor開眼を齎す試合となります様に。
Commented by びるずだいなすてぃ at 2015-12-06 13:48 x
タイロッドへの御言葉、まったくその通りですね。

ぷを逃してもタイロッドがフランチャイズQBの器であることが分かれば、収穫のあったシーズンと言えるんですがね。
特に、これまでのQBはどれも12月のパフォーマンスがまったくダメダメでしたから、この季節に活躍出来るかでバッファロービルズのQBとしての真価が問われるでしょうね。
Commented by バームクーヘン at 2015-12-06 14:24 x
今のHOUはホームでこそ攻守共に強さを発揮するがアウェイではそれ程でもない、特に今季は守備が25点以上取られた試合は勝ち星無しと先週のKCに比べれば特徴がハッキリしていて与し易い部分もあるんじゃないのかとは思いますけどね
言い換えればそんなHOUにすらホームの試合で勝てない様ではプレーオフどころかレックス・ライアンの解任説すら浮上してくる可能性があります
Commented by バームクーヘン at 2015-12-06 15:00 x
守備ですが2年前マイク・ペティンが導入していたプレー毎にAnchor役(大抵はカイルかダレウスが担当)を変える様にして他のDLは比較的自由に動くスキームを増やした方が良いとも思うのですが所詮素人の物言いなんでしょうね
後審判の件ですが要は映像が高画質化したのとカメラワークや編集の技術が進歩した為にレフェリングの瑕疵や失態が目立つ様になっただけで
(あらゆるスポーツに言える事ですが)一概に審判だけを悪者扱いする傾向には賛同出来ません
それだったらオマエラこそ反則やラフプレーを減らせ、そう言えばインコグニートが黄旗を貰ったり相手チームの選手と揉める場面が増えてきたよななんてツッコミを入れられたら反論出来ませんし
Commented by bufbills at 2015-12-06 21:47
>Ligerさん
ホイホイ時代のHoyerなら、と思いますね(笑)
なんとかC国とD国のぶんまで希望を灯し続けたいです(ヽ゜ω゜)ノ

>びるずだいなすてぃさん
至言です。確かに、冬の寒いホームゲームで活躍できるQBが長い間不在ですね。相手のQBが寒さに苦しんでも、Jim Kellyがパスをサクサク通していたように、寒くなってからイキイキとしてくるQBが欲しいです。
Commented by bufbills at 2015-12-06 21:47
>バームクーヘンさん
審判の件はあくまで感覚的なことでしかありませんが、NEとのマンデーナイトの最後のドライブでワトキンスが外に出ているのにインバウンズ判定とか、KC戦の最後のドライブでホーガンがキャッチしているのにインコンプリート判定とか、観戦している側の見た目の判断をひっくり返されるのが多いような気がします。D国のフェイスマスクに関してはバームクーヘンさんの仰るとおりで、微妙なプレイだったと思いますが、第4Qで残り5分を切ってからの判定にはファン心理的にセンシティヴにならざるを得ないというか、何か改善策があっても良いかなと思います。

DLのラッシュに関してはその通りだと思います。ライアンのスキームだと、どうもDLがブリッツのお膳立て役というか縁の下の力持ちになっていて、いざ「自由にパスラッシュしてください」と言われても、対応できないんじゃないですかね。少なくとも両サイドのDE/OLBとMarcell Dareusは常にフリーにして、パスラッシュさせ続けたほうがベターですよね。Miami戦でJerry Hughesが大事な場面でインサイドを突いてサック&ファンブルリカバーがありましたが、それまでは大外を回ってOTの気をアウトサイドに引きつけておいて(種をまいておいて)、どうしてもサックが欲しいときに、とっておきのインサイドラッシュをしたように見えました。今のスキームはデジタルというか、そういうアナログな伏線とか駆け引き抜きでコールされたプレイ通りの動きを要求されるので、個性の入る余地がなくて選手もツマラナイんではないかと。

ともかくテキサンズには勝って欲しい、それだけですね。
Commented by Liger at 2015-12-07 06:15 x
接戦を制して見事に生き残り、祝着至極に存じます。笑うセールスマン、ロミオ・クレネルは、HOUに草鞋を脱いで居たのですねぇ。
Commented by bufbills at 2015-12-07 06:17
ありがとうございます。

クレネル、久々に観ました。元気そうで安心しました(ヽ゜ω゜)ノ
Commented by ye13 at 2015-12-08 00:56 x
私が感じていたタイロッドに対するモヤモヤを全て分析して書き表して下さりました・・・ありがとうございます。すっきりしました。笑

本当にその通りで、連続インターセプト無しのフランチャイズ記録を作るなどスタッツ的には良いのですが、何かやってくれそうな感じが無いのは際どいところに投げに行っていないから、相手にとって怖いQBでは無いんですよね。いっそプレーオフ戦線から脱落してしまえばもっと勝負しに行くんでしょうけど、ボーダーラインにいる状態ではあまり攻めに行けないんでしょうね。このままではどうせドラフト順位は期待出来ないですし、来年もタイロッドでいくでしょうから、どこかで一皮剥けて欲しいですね。私はファン暦が浅いので他の皆様の様に裏切られていませんので、もう少し期待して見てみたいと思います!笑
Commented by bufbills at 2015-12-08 22:32
>ye13さん
遠慮があったんだと思います。給料も安い方ですし、移籍一年目ですし、メディアも「タイロッドで大丈夫なのか」みたいな論調でしたし、ディフェンスに高額選手が多いですし、「タイロッドはゲームを壊さなければ良い」みたいな刷り込みがあったんではないかと。でも、この試合でようやくそういう制約やしがらみから抜け出て、一皮剥けたんではないかと。チームリーダーとしての意識も出てきたみたいですし、失敗した選手を怒ったり励ましたり、自分のチームだと思い始めたんじゃないでしょうか。
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