2015 Week4 NYG@Buffalo Result

10-24で破れました(結果)。未熟さ、未完成ぶりをことごとく見せつけられた内容で、プレイオフを狙うポテンシャルはあるものの、今の反則祭りとOLのままではconsistencyは期待できない、という印象です。

Tyrod Taylorは言われているほど悪いとは思いませんでした。個人的にはBくらいの評価です。味方の反則で2つTDを失っています(自分のラッシングTDと、Charles ClayへのTDパス)。むしろNE戦でも見られたような、前半の保守的なプレイコールとOLの不味さが原因です。

前者に関しては、進まないランとショートパスで3&outを繰り返していました。Tyrod Taylorのパッシング能力は一流どころに比べると落ちますが、悪くないと思います。ショットガンでキャッチアップしなければならなかった後半のほうが進んでいますし、肩もコントロールもそこそこあります。パサーとしての能力を育てる意味でも、もっとミドル以上のパスをガンガン投げさせたほうが良いと思います。問題は、まともにフリーになれないレシーバー陣。Sammy Watkinsがいなかったのは仕方が無いとして、これまでhot targetだったPercy Harvinが沈黙気味。Robert Woodsは2番手の器では無く、スピードとキレを欠いたPeerless Priceのように見えます。2013年のドラ2ですが、このときのドラ1はEJ Manuel(もう一人のドラ2はKiko Alonso)。今のところ、この年のドラフト失敗が大きく響いています。ともかくRobert Woodsのファンブルロストで試合は終わりました。また、プレイアクションからCharles Clayをもっと使ってくれと念じていましたが、遅すぎました。

根底にあるのはOLの弱さです。ランが進まず、プレッシャーもかなり浴びており、反則も多いです。Kraig Urbikはスターターになった途端にダメでしたが、John Miller、Seantrel Henderson、Cyrus Kouandjio、などで形成する右サイドがどうにか安定しない限り、プレイオフも怪しいです。

OLが弱いにもかかわらず、OCのGreg RomanはダブルTEやFBの入った2WRを好みます。TEのMarQuies Gray、FBのJerome Feltonなどが入って来ますが、ランの脅威がないので相手ディフェンスは非常に与し易し、という状態です。象徴的だったのは、MarQuies Grayがお手玉したショートスクリーンと、Dan CarpenterがFGをはずした次の、ゴールライン4thダウンギャンブルで、Jerome Feltonを入れて、手詰まりになって失敗したパスプレイ。2TEやIフォーメーションで、スピードのないTEやFBにパスを通すには、ランが出ているためにマークが甘くなることが前提です。Greg RomanというOCは、カタチやリクツでプレイコールを決めているようで、現実のgameにコミットしているように思えません。♯82 Matthew Mulliganとか、♯89 Chris Graggとか、使ってる場合ではないですよ。TEを一人ハズして、Marcus Easleyをもっと使うか、スピードのあるWRと契約・昇格させるべきです。

OLが弱いので、ランが出ません。なので、せめてスピードのあるWRが必要だったワケですが、Robert WoodsとChris Hoganはそういうタイプではありません。やはり2013年のドラ3にMarquise GoodwinというWRがいて、脚だけは速いのですが今現在inactive。彼がいないので、Tyrod Taylorが気の毒でした。

ディフェンス。一番残念だったのは、Preston Brownが2回目のアンスポーツマンライクコンダクトを犯したことです。このチームのリーダーになるべき存在だと思っているので、かなりガッカリしました。

Jerry Hughesはこの手の反則が多く、なんとかならないものでしょうか。たまに良いラッシュは見せますが、大きな契約を得て、緩んでいるとしか思えません。そもそも、今現在inactive中のAaron Williamsがキレ易いです。どうもBillsのディフェンダーは勘違いをしているようで、情熱的にアグレッシヴにプレイしてチームを鼓舞することと、怒りに我を忘れてキレてチームに迷惑を掛けることとを混同しているようです。Aaron Williamsは、Jairus Birdが出て行かなければいないハズの選手。契約金をケチってbig play能力のない怪我がちなAaron Williamsが残っているワケですから、せめてシュアーなプレイをして欲しいもの。DB陣ではCorey Grahamがマトモですかね。Stephon Gilmoreも興奮しているシーンはあまり見ないので、中心に据えるべきかもしれません。

この試合では、Eli Manningがしばしばノーハドルをやってきました。Tom Bradyの真似で、Buffaloディフェンスに有効と考えたのでしょう。ノーハドルだと、どういうワケかAギャップやBギャップのランが5ydsくらい出る印象です。Marcell Dareusがコントロールされ、Kyle Williamsがペネトレイトできないように見えます。さらに、パスプレイだとBacarri Rambo、Nigel Bradhamあたりは安定感がないので、1on1で狙われ続けると厳しい模様。この試合、Robert Woodsのファンブルの他に、試合を決めたのはNigel BradhamのタックルミスからTDパスを決められたプレイでした。

ノーハドルをやられると、イマイチこのディフェンダー達から集中力が感じられなくなります。それがノーハドルの基本的な狙いと言えばそうなのですが、さすがにセオリー通りにヤラれ続けるのは無策過ぎるのではないでしょうか。その意味で、DCのDennis Thurmanは何をやっているのかと思いますし、HCのRex Ryanの手腕も疑問に感じます。

4試合を終えて、ディフェンスでconsistencyを感じるのは、Stephon Gilmore、Mario Williams、Ronald Darby、Preston Brown、Corey Graham、あたりですかね。他は要改善です。ちなみにオフェンスは、Tyrod Taylor、Charles Clay、Percy Harvin、Richie Incognito、まで。

いずれにせよ、このままでは若いチームで終わってしまいます。それでも、戦力的なピークは今年です。今年なんとかしなければならないのですが、このままではなんともならない雰囲気。いやはや、少なくともHCに関しては、DCのJim Schwartzを昇格させておけばと、思わずにはいられない月曜日の早朝でした。
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by bufbills | 2015-10-07 23:06 | Bills | Comments(0)
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