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Eddie George=RB Dallas Cowboys

2004年07月24日

Eddie GeorgeがTennesseeにリリース希望を申し入れ、その結果Dallas Parcellsの一員になりました。

Buffaloファンとして思い出すのは1999年のシーズンオフです。丁度、Tennessee相手ののホームラン・スロウバック=The Lateralでプレイオフ初戦敗退が決まった年ですが、その後Bruce Smith、Thurman Thomas、Andre Reedというヴェテラン3人の解雇という非常事態が待っていました。

あのとき、Thurman Thomasに対してBuffaloのフロントはオファーをしませんでした。それを聞いたBruce Smithが(2人のAgentはリー・スタインバーグでしたね)、「Thurman Thomasと契約しないっていうのはどういうことだ」と怒って、自分に来ていたオファー(予定年俸4.4ミリオンの半額オファー2.2ミリオン)を蹴って、Washingtonに飛び出していったのです。Thurman Thomasはその後宿敵Miamiと契約。ブリッツのピックが上手でパスも取れるので、3rdダウンバックとしてならNFLでまだまだやれると思っていましたので、Miamiが獲得に乗り出したのも当然かと思います。Andre Reedに至ってはオファーがないどころではなく、シーズン開始直前or開始後になってWashingtonと契約していたように思います。

正直言って、Eddie Georgeの選択はファンをガッカリさせたと思います。Dallasが1年契約を提示したのも、Eddie Georgeの力を疑っているからでしょうし、本当に全盛期の力をアテにしているのなら複数年契約をしているハズです。Tennesseeに残っても、Dallasに移籍しても、出番とか役割的にはあんまり大差がないと思いますので、Thurman Thomasと違って、残れるのに残らなかったという決断は、如何なモノかと思います。

Eddie Georgeはデビューした年が凄かったですね。あのサイズで大股でステップを切るのですが、見ている印象よりもスピードがあって、ときどきブレイク後にオープンを走り抜けて、ロングランも見せていました。確かBSで天然芝のゲームの中継があったと思いますが、あのときはホントたまげました。NFLのRBというよりは、ラグビーのWTBやFBが突進してくる印象で、バランスの取れたしなやかな体躯がヒトに対する強さを生んでいたのだと思います。昨シーズンのプレイオフではハードヒットを受けてファンブルなんてシーンもありました。プレイスタイルに伴って必然的に蓄積したダメージは相当なモノだと思います。Chris Brownとプレイングタイムを分け合って、これまで通りTennesseeでプレイするのが最も幸せなことだと思っていたので、本当に残念です。

http://kebby.seesaa.net/article/346601.html
解雇の詳細はkebbyさんのblogにありますのでどうぞ。

ちなみに、Tennesseeが雇ったのがAntowain Smithというのがまた因縁ですね。ホームラン・スロウバックのゲームで後半大活躍したのが彼です。NEでスーパーボウル・リングも獲りましたが、Floyd Reeseは狙っていたのだと思います。タックルとタックルの間を突進する、Georgeと似たようなタイプのRBです。
by bufbills | 2005-01-03 04:37 | Runningback/FB | Comments(4)
Commented by bufbills at 2005-01-03 04:37
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。こちらにコメントお返ししておきます。
そう言えばなんだか知らないうちにブログのタイトルが変わっているような・・?(笑)

Georgeの一件ではこんな終わり方になって確かにがっかりしてしまいました。Cowboysとの契約が1年と聞いてまたさらにブーイングです。
Parcellsが入団に反対していたという噂もありましたので心配でもあります。

契約金+インセンティブが多いのと、スターターを争う相手がルーキーJulius Jonesという点でGeorgeにとって少し有利だったのでしょう。

Smithについては年齢は32歳とGeorgeより一つ上ですが、キャリアは逆に1年短いのですね。
その分ヒットを受けてるのが少ないと、会見でReeseは上機嫌でした。ホント食えないオヤジです。
Posted by kebby at 2004年07月24日 22:33
Commented by bufbills at 2005-01-03 04:37
TSNによれば、「Julius JonesはサイズがないCharlie Garnerタイプ」みたいなことを書かれていましたので、シチュエーションでの使い分けとか、チェンジ・オブ・ペースとしてハッキリ使えるとか、その程度だと思います。Bill ParcellsはNYG時代もゴリゴリ系とスキャットバック系を使い分けていましたし。ただ、シーズン後半にはJulius Jonesにスターターを奪われている可能性が高いのではないかと思います。その点Tennesseeにいれば、プレイングタイムは分かりませんが、スターターの座は少なくとも名誉職として固い、ように思ったりもしたのですが。

ちなみにAntowain Smithはワンバック体系が好みなんです。「FBを付けると走りにくい」なんて言ってたこともありますので、Tennessee向きな気はします。

勝手にリンクもしてしまいましたのでヨロシクお願いします。blogの名前とかは今後も変わると思いますのでご容赦下さい(爆)

Posted by bufbills at 2004年07月25日 10:59
Commented by bufbills at 2005-03-15 15:04
出戻りの噂アリ。
Commented by bufbills at 2005-07-11 23:05
引退がベストの選択肢という話も。
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