Base Salary=年俸制の基本給

「ベースサラリーBase Salary」は年俸制の基本給でして、契約の時に毎年の金額を決めます。ベースサラリーは、そのままの金額が「全額キャップヒット」しますが、選手を解雇すれば「チームサラリー」から即座に取り除かれます。

ベースサラリーで重要なポイントは、通常は「保証されていない」ことです。例えば「2003年から2009年まで、毎年5ミリオン(約6億円)のベースサラリーを支払う」という契約を結んだとします。表向きは「7年35ミリオン」という大型契約になりますが、2003年終了後に解雇されてしまうと、残りの30ミリオンは泡と消えます。これは選手にとっては困ったことです。7年契約といっても、日本のプロ野球のように「7年間働いてもらう」ことが保証されているワケではないのがミソです。そこで、2005年にホールドアウトを敢行したGBのJavon Walkerは、「球団側が途中で契約を打ち切ることができるのは不公平だ」と文句を言っています。

ちなみにベースサラリーには最低補償額(ミニマム)の規定があり、NFLでの経験に基づいて、漸次上昇する仕組みになっています。とある選手の契約で「ルーキーミニマム」や「ヴェテランミニマム」といった言葉が出てきた場合には、その選手は「最低補償額で働いている」という意味になります。

また、ベースサラリーの実際の受け取り方についてですが、レギュラーシーズンが始まってから17回に分けて分割支給されます。これはつまり、ファイナル・ロスター入りしなければベースサラリーを貰えないということであり、Week17までチームに残っていないと全額手に入れることはできない、ということになります。
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by bufbills | 2005-05-28 00:31 | Salary Cap | Comments(0)
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